32チームが白熱戦い 小代で恒例雪合戦大会

 冬の恒例行事として定着している「近畿杯争奪香美町さるカニ雪合戦・第25回兵庫県雪合戦大会」(実行委員会主催)が1日、同町小代区忠宮の小代健康公園の芝生広場で開催された。昨年に続いて雪不足のため、小代中グラウンド(同区実山)から会場を変更。町内外から集った一般、ジュニアの部合わせて32チームが白熱戦を繰り広げ、真冬の山里に歓声が響いた。

 冬季のニュースポーツとして普及させ、交流や親睦を深めるのを目的にした国際雪合戦連合公認の大会。一般の部の優勝チームには、北海道である昭和新山国際雪合戦大会に県代表として参加する資格が与えられる。

 今大会には昨年より6チーム多い、一般22チーム、ジュニア10チームが出場。レディースの部は参加数不足のため実施しなかった。

 競技は雪玉ではなく、公式室内球を使用。開始の合図とともにシェルターと呼ばれる壁に駆け寄って隠れ、相手選手の出方をうかがって球を投げつけた。

 球を当てるだけでなく、相手陣地に立てられたチームフラッグを引き抜くと勝利となるため、球を巧妙に避けて果敢に奪取すると大歓声が湧いた。

 ジュニアの部に出場したセブンスマイル(香美町)チームの佐藤友哉さん(11)=香住小6年=は「緊張していて1セット目を取られたので焦った。でも2セット目はいい感じで攻められた」と初戦の勝利を振り返っていた。

 上位成績は次の通り。

 【一般の部】①大和野郎(香美町)②チーム酒の粕(新温泉町)③俺は俺君は君(香美町)④兵庫T-7(同)

 【ジュニアの部】①北但馬VスターズV(香美町)

②北但馬VスターズS(同)③北但馬VスターズF(同)

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