第43回とっとり読書絵てがみ・感想文コンクール(鳥取県学校図書館協議会、新日本海新聞社主催、鳥取銀行特別協賛)の入賞作品展が12日、鳥取市富安2丁目の市立中央図書館で始まった。来館者らが子どもたちの力作に見入っている。17日まで。
会場には、絵てがみと感想文の両部門の入賞作品74点が展示されている。課題図書の「介護の花子さん」(Gakken)を読み、曽祖母とのやりとりを通じて感じたことを感想文にした、鳥取大付属小5年の河崎聖良さん=県知事賞=など、それぞれの思いが絵や文章で自由に表現された作品を来館者がじっくり楽しんでいた。
同コンクールは県内の子どもたちの読書力向上、表現力や創造力を育むことを目的に毎年実施している。作品展は、19~25日=倉吉市立図書館(倉吉市駄経寺町)▽28~4月6日=米子市立図書館(米子市中町)▽同14~25日=鳥取銀行本店(鳥取市永楽温泉町)―を巡回する。(田子誉樹)