北栄出身佐伯さんが初個展 季節移ろい 自然感じる書 とっとり花回廊

 佐伯哲哉さん(34)の初めての個展「佐伯哲哉書展-四季のめぐりに-」が、南部町鶴田のとっとり花回廊で開かれている。文字に絵や篆刻(てんこく)を組み合わせた独創的な書が来場者を楽しませている。6月4日まで。

 佐伯さんは、県内外の公募展で数多くの受賞歴を持つ北栄町出身の作家。2013年から名越蒼竹氏に師事し、団体職員として働く傍ら休日に作品を制作している。

 会場には、季節の移ろいや自然を感じる書の作品約50点を展示。歌詞や詩に虹や果物などの絵を組み合わせた作品のほか、ミニサイズのびょうぶや色紙などもある。

 倉吉市から訪れた70代女性は「ほっと気持ちが休まる」とゆったりと観賞。佐伯さんは「書と言っても漢字ばかりではない優しい作風なので、書道を知らない人にも楽しんでもらえたら」と話した。

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