弥生人ってどんな暮らし? むきばんだ史跡公園で体験催し 竪穴住居宿泊も

 弥生人の生活を1泊2日で体験するイベント「なりきり弥生人生活」が、大山町妻木のむきばんだ史跡公園で行われた。県内外の4家族13人が参加し、土器でご飯を炊いたり復元竪穴住居に宿泊したりして弥生時代の暮らしを体感した。

 初日の夕食作りは火おこしから開始。地面に置いた火きり臼に火きりぎねをこすり合わせる方法で火種を作った。火を絶やさないようにしながら石のかまどに木をくべ、土器で米を炊いた。夕食後は月夜の洞ノ原地区をナイトハイクし、米子市内の夜景などを堪能した。

 父親と参加した郡家西小3年の三浅智就君(9)は「火おこしや竹を割って皿を作る作業が面白かった」と話した。同公園によると、竪穴住居で迎えた朝日に感動した参加者も多かったという。

 ◇妻木晩田遺跡活用実行委員会の主催で、2回目は8月19、20両日に予定。7月9日まで同公園ホームページで参加を受け付けている(応募多数の場合抽選)。

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