創作人形作家の後藤華さん(50)=米子市西福原8丁目=と、焼き物で舎(いえ)シリーズなどを手がける陶芸家の石橋優さん(46)=松江市島根町=の「ふたり展」が、安来市安来町の本と雑貨の店「子どもの本つ~ぼ」で開かれている。レトロな店舗の焼き物と動物の人形の作品約120点が並ぶ。12月1日まで。
同店でそれぞれ展示を行ってきた両作家の間を店主が取り持ち、初のコラボレーション展が実現した。
昭和の時代を感じさせるラーメン屋やパン屋、バイク屋などの店舗を石橋さんが焼き物で制作。店に登場する擬人化した犬やブタ、タヌキなどの動物を後藤さんが石塑粘土で作った。作品の目線でのぞき込むと絵本の物語が広がっているようで、来店者もじっと目を細めて見入っている。
後藤さんは「びっくりするほど作風がぴったりだった」、石橋さんは「互いの作品を引き立てる相乗効果が生まれている」と話した。
会場 | 本と雑貨の店「子どもの本つ~ぼ」 |
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