七夕に願い込め 短大生ら短冊飾り付け JR倉吉駅で「エキパル倉吉七夕」

 NPO法人ふるさと遊誘駅舎館は25日、「エキパル倉吉七夕~願いが叶(かな)いますように…~」と銘打ち、JR倉吉駅の南口と北口の歩道に七夕飾りを設置した。作業には鳥取短期大の学生も参加し、色とりどりの短冊をササに飾り付けて倉吉市の玄関口を鮮やかに彩った。7月7日まで。

 駅のにぎわい創出とともに、外国人観光客などに日本の伝統行事を楽しんでもらおうと、2014年から毎年実施。今年は10本のササが用意され、鳥取短大幼児教育保育学科の1年生31人が授業で制作した飾りや吹き流し、駅周辺のこども園や児童センターの子どもたちが願い事を書いた短冊を装飾した。

 佐藤美桜希さん(19)は「子どもたちが書いた願い事も、私たちが作った織り姫とひこ星の飾りも全部かわいいので、ぜひ見に来てほしい」と笑顔で話した。

 周辺には短冊の記入スペースが設けられており、自由に願い事を書いて飾り付けることができる。設置期間終了後には、願いがかなうように近くの上井神社で「七夕おくり」の祈祷(きとう)も行われる。

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