園児と一緒にダンス警察印象「変わった」 中ノ郷中2年生 鳥取署で職業体験

 

 鳥取署で警察官の職業体験に取り組んでいる中ノ郷中(鳥取市浜坂東1丁目)の2年生5人が、鳥取第三幼稚園(同市浜坂3丁目)で園児に向けた交通安全・防犯講習を行った。紙芝居の読み聞かせやダンスを披露し、捜査や取り締まりにとどまらない警察業務の一端に触れた。

 生徒らは園児約100人を前に、交通安全の大切さを伝える運動「ひまわりの絆プロジェクト」の紙芝居を朗読した後、左右を確認して手を挙げる横断歩道の正しい渡り方を実演した。

 また、防犯標語にちなんだ「いかのおすしダンス」を一緒に踊ったほか、同署のマスコットキャラクター「ラクピー」の着ぐるみの中に入って、楽しみながら園児と触れ合った。

 紙芝居の読み聞かせをした山本果歩さん(13)は「園児に命の大切さを伝えたくて表現に気を配った。(職業体験を通し)まちで見かける警察官の仕事のイメージが変わった」といい、同署の横木貴昭警務課長は「多様な警察業務があることを伝えていきたい」と話した。(本高屋修)

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事