アウフギーサーの五塔熱子さん 団体で世界大会出場へ 「力出し切る」活躍誓う

 琴浦町地域おこし協力隊で、鳥取県のチーフエグゼクティブアウフギーサー(CEA)の五塔熱子こと石黒明日香さん(36)が昨年に続き、アウフグース世界大会への出場を決めた。今回は五塔CEAを含む3人で構成する「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」で団体部門に出場。11日からドイツで開かれる世界大会に向け、五塔CEAは「世界大会の会場が憧れのサウナなので、出場できてうれしい。大舞台で力を出し切りたい」と意気込んでいる。

 各国トップクラスのアウフグースマスターを一堂に集め、世界チャンピオンを決める年に1度の大会。五塔CEAは昨年、日本選手権で個人優勝、団体で3位となり、アジアで初めて世界大会に出場。個人フリースタイルで3位入賞した。

 今年5月に横浜市で開かれた日本選手権で、「百花繚乱」は団体で惜しくも4位。世界大会への出場権をかけて9月2~4日にノルウェーで開かれたプレーオフに出場し、優勝を果たして世界大会への切符を手にした。

 五塔CEAの2年連続世界大会出場に対し、平井伸治知事は「アウフグース世界大会出場決定おめでとう。鳥取県のCEAとして世界大会で熱波を起こし、栄冠を目指して闘ってほしい。皆で応援する」とコメントを寄せた。

 五塔CEAは「半年以上かけて練り上げた演目が海外の方々から評価され、とても自信が付いた」とプレーオフでの優勝を喜び、「ドイツでも百花、咲き乱れてきます」と世界大会での活躍を誓った。

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