日本海新聞は2025年の紙面で、地域を取り巻くさまざまな社会問題、地元に伝わる暮らしや文化を深掘りします。
戦後80年を迎え、戦争体験者が少なくなる中で、明るい未来へとつながる一歩を探る年間企画「明日へつなぐ」のほか、3月に開館する鳥取県立美術館の見どころ紹介、山陰で息づく手仕事の現場訪問など、多彩な企画や新連載を準備しています。ご期待ください。
明日へつなぐ 戦後80年
戦後日本が平和な社会を紡いできた一方、世界では終わりのない紛争が繰り返されています。戦争の惨禍や罪責を次世代にどう伝えるのか。鳥取県内に残る戦争遺構や遺品、戦争体験者の証言などを交えながら記憶の継承と明日へつなぐ平和について考えます。
鳥取県立美術館開館へカウントダウン
3月に開館する鳥取県立美術館。郷土ゆかりの作家や国内外の作品を展示する「コレクションギャラリー」、誰でも気軽に利用できイベント会場としても使える「県民ギャラリー」、同館の取り組みなどを紹介します。1月下旬からローカル面で隔週掲載。全5回。
司葉子とその時代 妻と女優を生きた人
小学館ノンフィクション大賞を受賞した鳥取市出身の作家、細田昌志さんが鳥取県内外の著名人をシリーズで取り上げます。1回目は女優で、政治家の妻でもあった境港市出身の司葉子さんの人生を紹介。文化面で週1回掲載。
山陰ひと模様 仕事場を訪ねて
芸術やアート、手仕事など、山陰で活躍する作家の仕事場を記者が訪問し、制作にかける思いや作品、現場の空気を伝えます。文化面で随時掲載。
現代アート通信 鳥取ニューヨーク
鳥取市出身で米国・ニューヨークを拠点に活動する茶道パフォーマー、谷口恵子さんの現地報告。アートが持つ政治的背景や、移民としての谷口さんの体験も織り交ぜ、アートと社会の交錯点を探ります。文化面で月1回掲載。