巨大な虎頭!! 標識ロープ作品展示 京都・美術家の岡本さん 倉吉・円形劇場

 言葉遊びなどを駆使したユーモアあふれる作品で知られる京都市在住の美術家、岡本光博さんのアート作品「トラロープ」が、円形劇場くらよしフィギュアミュージアム(倉吉市鍛冶町1丁目)にお目見えした。

 作品は、黄色と黒の標識ロープ(通称トラロープ)を使用した高さ約2メートル60センチ、幅2メートル50センチの巨大な虎の頭像。かわいらしい見た目のため子どもからも人気があり、国内外でも注目を集めている。

 8月21日に岡本さんが作品を搬入。10個に分かれたパーツを2時間ほどで組み立て、周りには倉吉市内のホームセンターで購入したトラロープを張り巡らせた。

 岡本さんは「円形の校舎跡を活用した展示室が面白く、ここで作品を見てもらいたいと思った。鳥取県立美術館の開館を前に、アートに触れるきっかけになれば」と話した。同施設の稲嶋正彦社長は「本格的なアート作品の展示は初めて。どう受け入れられるか楽しみ」と期待した。

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