日本海NEWSダイブ 若松クロム鉱山探訪記(上) 山奥に眠る“日南の宝” 進む荒廃、老朽化の波 2024年08月04日 地域ニュース 主要 坂道を登ると、山肌にへばりつく工場群が現れた。木造建屋の屋根は所々が剥がれ、巨大な産業機械が鎮座する屋内に日光や雨が容赦なく注ぎ込む。草木にのみ込まれてしまいそうな廃虚だが、美しさすら感じるから不思議だ。鳥取県日南町多里に注ぐ若松川の上流に、若松鉱山(同町湯河)は眠る。約1世紀にわたりクロム鉱石を産出し町を活気づけた鉱山は2001年の閉山以降、ほぼ手つかずの状態。近年は荒廃のスピードを加速させている。 残り 2660 文字 このページは会員限定コンテンツです。 会員登録すると続きをご覧いただけます。 無料会員に登録する 会員プランを見る 会員登録済みの方 ログインする この機能はプレミアム会員限定です。 クリップした記事でチェック! あなただけのクリップした記事が作れます。 プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら
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