一期一会の瞬間を 中海を覆う雲海とダイヤモンド大山

 鳥取県は21日、高気圧に覆われ朝から雲のない晴天が広がり、放射冷却の影響で各地は12月上旬から中旬並みに冷え込んだ。松江市の枕木山から大山の山頂と日の出が重なる「ダイヤモンド大山」と、中海を包み込む雲海が共演する神秘的な風景が見られた。

 鳥取県内各地の最低気温は、鳥取市3・1度(平年6・7度)▽倉吉市4・9度(同7・1度)▽境港市3・7度(同7・3度)▽日南町茶屋マイナス2・3度(同0・9度)-など、観測地点4カ所で今季最低を記録した。

 中海周辺は午前6時ごろから霧が広がり、日の出の同6時47分を迎える頃には江島大橋や大根島が雲海に隠れた。大山山頂のやや東側から太陽が昇り、弓ケ浜半島や雲海が朝日に照らされると、早起きのカメラマンが一期一会の瞬間を写真に収めていた。

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