冬の智頭宿 幻想的に 雪まつり 雪不足で竹灯籠出番

 冬の風物詩「第26回智頭宿雪まつり」(実行委主催)が1日、智頭町智頭で開かれた。例年設けている雪灯籠は雪不足のため断念し、旧宿場町の通り沿いには町民が用意した竹灯籠を設置。ゆらめく明かりが旧宿場町を幻想的に照らし、多くの来場者を楽しませた。

 メイン会場となった旧因幡街道に夕闇が迫ると、通り沿いや寺院に続く参道などに並べられた竹灯籠には、次々とろうそくや発光ダイオード(LED)の明かりがともり、来場者は光と闇が織りなすコントラストを堪能。周辺では出店のほかに津軽三味線の演奏会や落語の公演、百人一首を楽しむなどの催しもあり、大勢の人でにぎわった。

 家族4人で湯梨浜町から訪れた前田麻美さん(36)は「ずっと来たかった行事。すごく楽しかった。今度は雪があるまつりに来たい」と話していた。

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