日本海新聞ふるさと大賞2024(日本海新聞ふるさと創り事業団主催、鳥取県内各市町村、日本海新聞販売店会、新日本海新聞社共催)の鳥取市の部の表彰式が12日、同市役所であり、地域貢献賞の3団体と1人、スポーツ文化功労賞の4人が表彰を受けた。
地域貢献賞は、日進地区で児童のあいさつ標語シールの作成を30年続ける吉川利雄さん▽青谷町で野外音楽フェスを開催した「青谷音楽祭実行委員会」▽鹿野町鷲峯地区でモミジの植栽など地域保全活動を行う「鷲峯おこしの会」▽乾電池で動くおもちゃの修理などを行う「おもちゃDr.鳥取」-が受賞。
スポーツ文化功労賞は、ジャパンパラ陸上競技大会走り高跳び女子T20で1位の植田帆乃夏さん(ワークスタッフ鳥取営業所)▽全日本小中学生大会コンパウンド小中学生女子で1位の梅林杏柚奈さん(鳥取大付属中)▽全国中学校新人競漕(きょうそう)大会女子シングルスカルで1位の今井美緒さん(鳥取市立西中)▽同大会男子シングルスカルで1位の澄川佳汰さん(中ノ郷中)-が栄誉を受けた。
表彰式には深沢義彦市長や新日本海新聞社の吉岡徹社長らが出席した。深沢市長は「皆さんの活動や活躍が発信され、明るい地域社会につながる」と受賞者の一層の活躍に期待を示した。青谷音楽祭実行委員会の桝田康広代表は「地域の方の協力のおかげで開催できた。これからも地域を盛り上げていきたい」と謝辞を述べた。(中村芙美子)