旧うなばら荘、譲渡難航 日吉津 事業開始期限まであと半年

  • 新たな譲渡先が見つかっていない旧うなばら荘=17日、日吉津村今吉

 日吉津村今吉の旧老人休養ホーム「うなばら荘」の譲渡先探しが難航している。アスリート特化型施設として活用を目指していた民間事業者が事業中止を申し出て以来、事業者と同村と鳥取県西部広域行政管理組合が連携して新たな譲渡先を探してきたが、いまだ具体的な譲渡先が決まらないまま約半年後には事業開始期限を迎える。関係者らは「良い活用をしてくれるところが見つかれば」と苦渋の思いを口にする。

 同荘は約1万2300平方メートルの敷地に鉄骨造り2階建てで延べ床面積約3千平メートルの本館が建てられ、同村が土地、西部広域が建物をそれぞれ所有して温泉付き宿泊施設として運営。米子市や同村の高齢者らを中心に法事や敬老会、忘年会などで利用されたが、利用人数や売上高の減少により2021年度末に閉館した。

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