神秘的な雰囲気漂わせ 青紫色の松葉ガニ登場 かにっこ館

 色違いの珍しい松葉ガニ(ズワイガニの雄)の展示が13日、鳥取市賀露町西3丁目のとっとり賀露かにっこ館で始まった。体全体が本来の褐色ではなく、神秘的な青みがかった色をしており、来場者の視線をくぎ付けにしている。

 同館で青紫色の松葉ガニが展示されるのは、2年ぶり8例目。甲羅の幅11・3センチ、重さ610グラムの大きさで、6日に鳥取港の第三生洋丸(深沢早人船長)が水揚げし寄贈した。

 同館によると、カロテノイドという色素の量や働きの異常で青く変色したとみられる。色の違いがわかるよう、通常色の親ガニ(ズワイガニの雌)数匹と一緒に展示した。中倉義人主事(29)は「2年前のカニと比べて全体の青紫色が強い。毎年見られるものでもないので、少しでも多くの人に見てもらいたい」と早めの来場を呼びかけた。

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