池田家墓所の魅力詰まった写真50点 因幡万葉歴史館でコンクール作品展

 「第16回池田家墓所写真コンクール作品展」が、鳥取市国府町町屋の因幡万葉歴史館で開かれている。桜や鮮やかな紅葉、幻想的な夜のライトアップなどさまざまな表情を見せる墓所の魅力が詰まった入賞作品約50点が展示され、鑑賞者の目を楽しませている。28日まで。

 同コンクールは史跡鳥取藩主池田家墓所保存会が実施。写真部門、写真と俳句を組み合わせたフォト575部門があり、写真部門には148点、フォト575部門には71点の応募があった。

 チョウの家紋が浮かび上がったちょうちんや、山門の幔幕(まんまく)が水面に映し出された作品、雪道に残った足跡に歴史への思いを寄せて詠んだ句など、それぞれの視点で切り取った秀作が並んだ。同市の60代女性は「光の取り込み方や歴史のつながりが感じらる作品ばかり」と熱心に見入った。

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