ワイン用ブドウを鉢植えで栽培し、ワインを造る取り組み「1人1鉢栽培プロジェクト」が、倉吉市で動き出した。ブドウは3年後に収穫できる見込みで、収穫したブドウは市内のワイナリーで醸造する予定。偶然、鉢でブドウが育つことを知ったワイン愛好家らは「自分が育てたブドウのワインを飲めるなんて、こんな粋なことはない。仲間を増やし、オンリーワンのワインが楽しめるまちにしたい」と意気込んでいる。
2018年1月、同市、湯梨浜、北栄の3市町は「ワイン特区」に認定された。同市西仲町のワイナリー「いまむらワイン&カンパニー」代表取締役の今村憲治さん(65)のワイナリーでは、湯梨浜、北栄両町で生産されたブドウを醸造している。