一足早い入学の祝福 倉吉の西郷小で伝統行事「開筵式」

 倉吉市の西郷小で19日、江戸時代末期から続く伝統行事「開莚式(かいえんしき)」が行われた。今春入学予定の園児38人がわらで編んだ莚(むしろ)の上に正座し、一足早い入学の祝福を受けた。

 開莚式は、同市八屋の極楽寺で開かれていた寺子屋で始まったとされる全国でも珍しい行事。1873年の同校創立以降、現在まで大切に受け継がれている。

 式では、“新1年生”が在校生や保護者に見守られながら入場。池口靖校長が「皆さんの足をちくちく、むずむずさせている莚には、我慢する力や粘り強く頑張れる心を育む魔法の力がある。友達と力を合わせて成長してほしい」と祝いの言葉を贈った。園児たちは慣れない正座に耐えながら、「1年生になったら一生懸命勉強します」と元気よく誓いの言葉を述べた。

 在校生を代表し、5年の道祖尾愛莉さん(11)が「小学校に入ったら、たくさんの初めてのことが待っている。分からないことがあれば、何でも上級生に聞いてください」と歓迎。園児らは、元気な体や思いやりの心が育つよう願いが込められた「紅白まんじゅう」をもらい、4月からの小学校生活に期待を膨らませた。

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