「最後の尊厳だけは守りたい」火葬場12基中11基が損傷、増え続ける遺体…能登の被災地はぎりぎりだった

葬祭関係者たちの知られざる奮闘

  •  対応に追われる葬儀会社の職員=7日、石川県金沢市(画像の一部を加工しています)
  •  ドライアイスを遺体安置所に運ぶ葬儀関係者=6日、石川県輪島市
  •  金沢市の会社で納棺の準備をする高浦理恵さん
  •  納棺用の化粧品など
  •  納棺で使われる道具

 1月1日の能登半島地震から数日後、石川県薬事衛生課の出雲和彦担当課長は頭を抱えていた。

 「火葬場や葬祭会社は混乱状態。霊きゅう車も足りない」

 被災した珠洲市、輪島市、能登町、七尾市には火葬炉が計12...

残り 1997 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事