「平和愛する国なのに」なぜ日本は入国拒否?

悪名高い収容所「グアンタナモ」に14年拘束、嫌疑晴れたベストセラー作家は「許しと和解」を訴える

  •  2002年1月11日、グアンタナモ米海軍基地の収容所に連行される容疑者(手前左から2人目)(米国防総省提供・ロイター=共同)
  •  モハメドゥ・スラヒのユーモアあふれる語り口と笑顔からは、心身の後遺症と闘っていることは分からない=2017年8月撮影、モーリタニア・ヌアクショット(撮影・中野智明、共同)
  •  キューバ・グアンタナモ米海軍基地のテロ容疑者収容施設で、祈りをささげる収容者=2009年9月(共同)
  •  グアンタナモの収容中、弁護人を務めたナンシー・ホランダーさん(左端)らと並ぶモハメドゥ・スラヒさん(右端)=2023年5月、スペインのマドリード(本人提供)
  •  モーリタニアの首都ヌアクショット郊外の砂丘で、夕日を背にたたずむモハメドゥ・スラヒ。砂漠に座り、思いにふける平和な時間が好きだという=2017年(撮影・中野智明、共同)

 北西アフリカ・モーリタニア出身の作家、モハメドゥ・スラヒさん(53)は、かつてキューバのアメリカ海軍基地にある悪名高い収容施設「グアンタナモ」に拘束された。国際テロ組織アルカイダの関係者、つまり「テ...

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