【原発事故時の避難】弱者対応、もろさ露呈

複合災害に不安消えず

  •  富来病院の防護区画内の廊下。能登半島地震で天井にある陽圧化装置の吹き出し口が脱落した=8日、石川県志賀町
  •  北陸電力志賀原発の事故に備える放射線防護施設の富来病院。能登半島地震で防護区画内の柱が損傷した=8日、石川県志賀町
  •  能登半島地震で被害に遭った富来病院の病棟廊下(防護区画外)。天井から蛍光灯やケーブルがぶら下がっている=8日、石川県志賀町

 国が各地の原発30キロ圏内で整備を進める放射線防護施設のもろさが、能登半島地震で露呈した。2011年3月の東京電力福島第1原発事故では、入院患者らが過酷な状況下での避難で亡くなった。反省を踏まえ、施...

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