四国のすし店へ食材を 鳥取銀行商談会 販路拡大へ25社がPR

 鳥取銀行は、食品加工卸売業の香西物産(香川県さぬき市)を鳥取県内に招いて商談会を開いた。山陰の企業25社が自社商品を提案し、新たな販路の拡大を狙った。

 同行のコンサルティング業務の一環。昨年10月の地方銀行フードセレクションで、同行のブースに同社関係者が訪れ山陰の水産物などに関心を示したのをきっかけに、同行が企画した。

 商談会は同社が主要な取引先とする四国の回転寿司(すし)チェーン店での鳥取県イベントを想定して実施した。同行の営業店など県内4カ所にバイヤーが訪れ、農水産加工、菓子製造などの事業者と対面で商談。事業者は商品を持ち込んで原材料や製法を紹介、バイヤーは試食して品質を確かめた。

 自社で生産したコメや白ネギ酢などを提案した田中農場(八頭町下坂)の田中里志社長は「鳥取らしさを出せる酢飯を提案した。都市部だけでなく、四国などの地方にも販路を広げていきたい」と話した。

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