「おそロシア」のイメージ絵本で変えたい!ウクライナ侵攻下、日本人学者が「ひとり出版社」を立ち上げた理由とは?

1作目はロシア人とウクライナ避難民の交流から生まれた物語

  •  ロシアの絵本を扱う「かけはし出版」を立ち上げた藤原潤子さん。手にしているのは1作目に出版した「ぼくのとってもふつうのおうち」=2月21日、神戸市
  •  「かけはし出版」を設立した経緯を説明する藤原潤子さん
  •  ロシアの絵本の魅力を語る藤原潤子さん。作品を出版社に持ち込んでも、断られることが何度もあった
  •  藤原潤子さんが手がけた「ぼくのとってもふつうのおうち」(中央)。周りもロシアの絵本だ
  •  「ぼくのとってもふつうのおうち」を手に笑顔を見せる藤原潤子さん。「恐ろしいと思われがちなロシアだが、親しみをもってほしい」

 ウクライナ侵攻でロシアに対するイメージは悪化の一途をたどり、批判の矛先は戦争とは無関係の文化や芸術にも向けられる。そんな風潮に疑問を持った大学のロシア研究者が、ロシアの絵本を扱う「かけはし出版」を立...

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