きめ細か、近作14点 倉吉で寺地さん切り絵展

 湯梨浜町藤津の寺地千代子さん(82)が手がけた切り絵の個展が、倉吉市米田町のティーラウンジ・ダイアナで開かれている。細部まで丁寧に仕上げた切り絵の作品が、来店者の目を引きつけている。4月30日まで。

 寺地さんは、30年前に習った切り絵の制作を6年ほど前から本格化。現在は月2回、北栄町中央公民館が主催する切り絵教室で講師を務める一方、合間を見ながらさまざまな切り絵を作り続けている。黒い和紙を工作用の刃物を使ってフリーハンドで切り取っていく手法で、花や動物、人物など目に映る全ての物をモチーフにする。

 同店での個展は6回目。今回は、リンドウやウメ、ツルなどを題材にした近作14点を展示している。一部を水彩や色紙で彩る鮮やかな切り絵もある。清水寺を描いた作品は、特にきめ細かい。寺地さんは「苦労した作品もある。ぜひ、目にしてほしい」と話した。

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