初夏彩るハマナス見頃 鳥取市・白兎海岸

      鳥取市白兎の白兎海岸で、国の天然記念物に指定されている自生のハマナスが見頃を迎えた。初夏を告げる鮮やかなピンク色の花が潮風に揺られ、訪れた人の目を楽しませている。

 

 ハマナスはバラ科の植物で高さ約1メートル落葉低木。アラスカや北海道など北太平洋の寒地海岸の砂地に分布する。茎にはとげが密集しており、毎年新しい枝の先端に花を付ける。

 同市文化財課によると、白兎海岸の群生は約565平方メートル。自生の南限地帯にあたるとして、1922年に国の天然記念物に指定された。花は5月末まで楽しめるという。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事