韓国・束草市に研修旅行へ 米子北斗中生が市長に計画報告

 米子市と姉妹都市提携する韓国・江原特別自治道束草(ソクチョ)市で10月に研修旅行を行う米子北斗中(同市夜見町)の生徒らが市役所を訪問し、伊木隆司市長に研修計画を報告した。同校や市によると、学年規模の研修旅行で束草市を訪問するのは米子市内の小中高校で初とみられる。来年の提携30周年に向け、交流活発化の弾みとなることが期待される。

 研修旅行は中学3年生57人が参加し、10月6~9日の日程で実施。米子鬼太郎空港から韓国・仁川空港までエアソウルの米子-ソウル便を利用し、束草市とソウル市を訪問する。束草市では束草高校を訪れて生徒同士で交流する予定。

 計画を報告した生徒2人は「日本文化や米子の良さを伝えたい」「韓国語や英語を学びたい」と意気込みを語った。伊木市長は昨年の束草市訪問を振り返り、生徒らに市内の観光インフラの整備状況などを解説。「日本と韓国は近い国。米子-ソウル便を使って身近さを実感し、さまざまな視点から文化の共通点や違いを学んでもらえれば」と期待した。

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