ラジオDJ、モデルなどマルチに活躍する山崎あみさんが、きょうが潤うコンテンツをお薦め。YouTubeなどで山崎さんと記者による詳しいお薦めトークを聴けます。「うるおうリコメンド」で検索を。
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河合優実さん主演の映画「あんのこと」(入江悠監督・6月7日全国公開)は実話を基にしています。キャストの皆さんの役の浸透ぶりがすさまじく、映画に引き込まれて、1時間53分があっという間です。
主人公・21歳の杏は幼い頃から母親に虐待され、10代から売春をさせられ、薬物依存にもなっています。ある取り調べを受けた際、風変わりな刑事・多々羅(佐藤二朗さん)と出会いました。多々羅は薬物依存症の人たちの更生支援活動もしていて、見返りを求めることなく杏の就職を手助けしてくれます。
多々羅の活動を取材している記者・桐野(稲垣吾郎さん)も一緒になって支えてくれて、杏は介護施設での仕事に就き、頑張り始めます。小学校の途中までしか教育を受けていなかった彼女に、学習への意欲も湧いてくるのでした。
ところが、刑事の多々羅に実は、裏の顔があるという情報が、桐野にもたらされます。さらには新型コロナウイルス禍が...