東京国立博物館の表慶館で開かれる「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展 美と芸術をめぐる対話」のオープニングイベントが行われ、松嶋菜々子や北野武らが登場した。
展覧会は6月12日から7月28日まで。フランスの高級ブランド・カルティエと日本、カルティエ現代美術財団と日本のアーティストという二つの絆を紹介する。
松嶋は総額約3億円のジュエリーを着用し、きらびやかな装い。「ブレスレットや指輪、ネックレス。それぞれにカルティエの昔からのモチーフが施されていて、本当に歴史を感じます」とほほ笑んだ。
同財団のエルベ・シャンデス氏と共に登場した北野は、自身にとっての大切な絆を聞かれると「何を大切にしているんだか、よく分かんない」と“たけし節”で質問を一蹴した。
一方、2010年にパリで同財団が開催した自身の展覧会について「ロケットを上げるとかいろんなことを言ったけど、結果的にはまあまあ好きなことをやらせていただいた」と述懐。会場が地元の小学生の遠足先にもなったとし「内容を見れば実に小学生向けというか、実力はそんなもんだった」と自虐を交えつつ「楽しんでいただけたかな」と満足げだった...