2025年4月にリニューアルオープンする「道の駅ほうじょう」(北栄町田井、国坂)の駅長とロゴマークが17日、同町田井の北条農村環境改善センターでお披露目された。ロゴマークは同町特産のナガイモやブドウ、白ネギ、ラッキョウ、松、日本海があしらわれ、北条砂丘の恵みを発信しながら地域の新たなにぎわい創出を期待したデザインにした。
道の駅は、整備中の山陰道「北条道路」の北条ジャンクションに隣接し、オートキャンプ場のある北エリア、フードコートや産直物販、全天候型のキッズコーナーなどのある南エリアで構成。山陰初となる災害時に機能を発揮する国土交通省の「防災道の駅」の選定を目指している。
駅長には、指定管理者となるTTC(静岡県熱海市)の浜田淳さん(37)が就任。売り上げが東日本一に迫る道の駅常総(茨城県常総市)で和食部門の責任者を務めた経験を生かし、「道の駅ほうじょうが目的地となり、大行列のできる施設にしたい」と抱負を語った。
手嶋俊樹町長は「TTCはノウハウも実績もあり、道の駅を成功させている。自信を持って迎えたい。完成が楽しみ」と喜んだ。