大阪・関西万博の本番控え 桜ケ丘中生徒が英語で説明練習

 開催中の大阪・関西万博で、鳥取市桜谷の桜ケ丘中3年生が地域課題の解決に取り組む自分たちの活動をPRする。16日には外国人観光客へのPRを想定し、英語での説明を練習するなど、23日の本番を目前に控えて準備が進む。

 生徒らは昨年から、桜ケ丘中校区から持続可能な社会を実現する「さくら未来プロジェクト」に取り組んでおり、新しい交流拠点の発案▽おもちゃ開発▽地元産米のパッケージ作成▽特産品を使った食品開発―の四つの分野から、地元の未来を考えている。

 これらの活動を多くの人に伝え、関心を持ってもらおうと、23日に万博会場に出向き、チームエキスポパビリオンと関西パビリオンでこれまでの活動をまとめたポスターを読むことができるQRコードが描かれたカードやオリジナルパッケージのコメ150グラムを配布する。同日午後3時半からは、チームエキスポパビリオンで代表生徒8人がステージ発表する。

 当日の会場での応対や英語対応の準備を進めており、代表の川田蒼真さん(14)は「桜ケ丘校区の良いところを生かしたデザインやアイデアを伝えていきたい」と意気込んでいる。

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