祭りの舞台、コミュニティーの中心…宗教施設も壊滅、長い再建への道

能登半島地震の被災調査から考えた、行政の支援のあり方とは

  • 熊本地震で被災し、再建した本堂の前に立つ浄福寺の住職浄住護雄さん=2024年5月、熊本市
  • 熊本地震で被災した浄福寺=2016年4月から5月ごろ、熊本市(住職の浄住護雄さん提供)
  • 全壊した本堂の中を片付ける徳善寺の住職のり元昌延さん=5月、石川県輪島市
  • 能登半島地震・石川県の宗教法人被災調査
  • 能登半島地震で、重蔵神社の損壊した鳥居の前に立つ禰宜の能門亜由子さん=6月12日、石川県輪島市

 石川県輪島市の徳善寺(浄土真宗東本願寺派)の住職、のり元昌延さん(70)は、能登半島地震で全壊した本堂や自宅から荷物の搬出に追われていた。近くの仮の拠点に移るためだ。

 納骨堂も崩れてしまい、移動させ...

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