「第11回ゆりはま天女ウオーク」(実行委主催、新日本海新聞社特別後援)が13日、中国庭園燕趙園(湯梨浜町引地)を発着点に3コースで開かれた。秋晴れの下、ウオーカーたちは東郷池畔の自然豊かな風景や商店街のにぎわいを楽しみながら歩き、ゴール後は地元の食を満喫した。
伯耆一宮倭文(しとり)神社(同町宮内)や海沿いを巡る19キロ、東郷池を1周する12キロ、東郷湖羽合臨海公園あやめ池公園で折り返す5キロの3コースに合計489人が参加した。
コース途中の商店街(松崎)では名物朝市「三八市」が開かれており、地域おこしに取り組む「鬼嫁の会」の女性たちが、頭に角をあしらった姿でウオーカーを接待した。町特産の野花(のきょう)梅を使った梅酢ジュース、ゴール後はしじみ汁やシーズンたけなわの新興梨がふるまわれ、ウオーカーの疲れを癒やした。
12キロコースを歩いた智頭町智頭の梶川敬さん(61)、明子さん(58)夫婦は「天気も良く、出雲山展望台からいい景色が見られた」と話した。