「絶景の城」として親しまれ、多くの県外観光客が訪れる米子市久米町の国史跡・米子城跡。市はボランティアらの協力を得て大がかりな除草を年3回行っているが、雑草が膝付近まで伸びて美観を損ねることも。気持ちよく観光してもらうためには除草を細やかにすることが必要で、安心して気軽に参加できる除草ボランティアの仕組みづくりを検討する時期に来ている。
市によると、同城跡の主な除草作業は、春は自治会による一斉清掃、夏は市が参加を呼びかける「米子城天守之大掃除」、秋は天理教災害救援ひのきしん隊鳥取教区隊の計3回。このほか、市が適宜、業者に発注して行っている。