学生やその保護者など幅広い世代に介護の仕事への理解を深めてもらおうと、「とっとり介護フェア2024」が、境港市の「みなとテラス」で開かれた。会場には介護を体験したり、福祉車両をPRしたりするブースが設けられたほか、ステージイベントも繰り広げられ、多くの来場者でにぎわった。
高校生と若手職員によるトークショーでは、若手職員が「(要介護者の)人生観に触れ、自身も成長できる」「思いをうまく聞き取れない悔しさもある」など仕事のやりがいや難しさを吐露。参加した高校生の一人は「各施設それぞれやりがいがある。介護の仕事をしてみたくなった」と話した。
県介護福祉士会青年部の西村祐司郎部長は「介護の仕事は尊く魅力あふれる仕事。この仕事を続けていこう」と熱く呼びかけた。