高齢者を中心としたスポーツ、文化、健康と福祉の総合祭典、第36回全国健康福祉祭とっとり大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」が19日に開幕する。総合開会式の会場となる鳥取市布勢のヤマタスポーツパーク陸上競技場で18日、リハーサルが行われ、選手の入場やアトラクションなど式典の流れを確認した。
19~22日の会期中、県内全19市町村でスポーツや文化種目など計29種目の交流大会を実施。各地域の伝統文化などの展示、実演や交流イベント、最新の健康・福祉機器の展示会なども開かれる。
開幕を翌日に控えたリハーサルでは、入場行進や鳥取市鹿野町を拠点に活動する「鳥の劇場」によるパフォーマンスなど、プログラムの進行を確認。鳥取県内外から観客を含めて、延べ40万人が参加するとされる一大イベントの幕開けを盛り上げようと、スタッフらが映像や音響などに不備がないか点検した。
同大会実行委の丸山真治事務局長は「県民の皆さんと一緒に準備を進め、ようやく開催に至った。来県される方におもてなしの心を持って対応したい」と力を込めた。