モサエビ汁の振る舞い、参加選手に人気 ねんりんピック マラソン交流大会

 「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」のマラソン交流大会が20日、岩美町浦富の岩美北小を発着点として実施された。選手は距離が異なる3種類の中から選んだコースを走り、健脚ぶりを披露した。同小では同町特産のモサエビが丸ごと2尾使われたモサエビ汁が振る舞われ、県外からの参加選手に人気を博した。

 3、5、10キロの距離の3コースと、年齢(70歳以上、同未満)、性別で分けた全12部門で順位を競った。号砲代わりに鳴り響く岩美龍神太鼓の音ともにスタートした選手らは、山陰海岸世界ジオパークに認定されている美しい海岸美を満喫しながら汗を流した。

 大会の運営には地元の中高生らも参加した。岩美高の生徒らは、ゴール地点のおもてなしブースでモサエビ汁を選手に手渡すなど活躍。同校3年の岩村琥太郎さん(17)は「岩美町においしいものがあることを知ってもらい、観光でも足を運んでもらえたら」と話した。

 3キロコースの男性70歳以上の部に参加した静岡県磐田市の北沢正孝さん(70)は「エビの身がぷりぷりして、風味も良くおいしかった。お土産に買って帰りたいくらい」と話し、汁まで飲み干していた。

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