激闘疲れコナンが癒やす 女流本因坊戦 棋士2人、観光楽しむ

 湯梨浜町はわい温泉の望湖楼で行われた囲碁の第43期女流本因坊戦(新日本海新聞社、共同通信社主催)から一夜明けた29日、藤沢里菜女流本因坊(26)と挑戦者の牛栄子(にゅうえいこ)四段(25)は北栄町由良宿の青山剛昌ふるさと館などを観光した。2人は国内外から多くのコナンファンが訪れる同館の展示をじっくり鑑賞し、対局の疲れを癒やした。

 藤沢女流本因坊と牛四段は同館の河崎積館長の案内で館内を巡り、展示の鑑賞やトリックの体験などを満喫。河崎館長から同町出身で漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんが地域振興に尽力してくれていることなどを紹介されると、牛四段は「青山先生の情熱や人の良さを感じた。社会貢献もされており、憧れが一層深まった」と笑顔を見せた。

 その後、コナン通りを散策しながら、米花商店街に移動。藤沢女流本因坊は「名探偵コナンのキャラクターはみんな好き。息抜きができたので、来週は力を出し切って頑張りたい」と気持ちを新たにした。

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