【東日本大震災13年】郷愁のヒガンバナ、未来へ

原発事故被災地間で移植 福島・双葉、翻弄の古里

  •  福島県双葉町細谷地区から同県川俣町山木屋地区に移植されたヒガンバナ=10月
  •  福島県双葉町細谷地区から同県川俣町山木屋地区へ移植されたヒガンバナ=10月
  •  中間貯蔵施設の敷地になった自宅跡に立つ大橋庸一さん=8月、福島県双葉町
  •  「愛でる会」が行われた9月28日、ただ1輪咲いたヒガンバナを見つめる大橋庸一さん=福島県川俣町山木屋地区
  •  「愛でる会」が行われた9月28日、ただ1輪咲いたヒガンバナを見つめる大橋庸一さん=福島県川俣町山木屋地区

 真っ赤なヒガンバナが毎秋、福島県川俣町山木屋地区の一角に咲き誇る。2011年の東京電力福島第1原発事故後に、原発に隣接する同県双葉町細谷地区から移植された。避難先に散り散りとなり、数十年は古里に帰還...

残り 1023 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら