２０２４年度上半期（４～９月）の鳥取県内への移住者数は１０５４人で過去最多となった。各自治体が移住者の獲得に向けてさまざまな施策を実施する中、倉吉市は１４２人、琴浦町は８２人で県内上位。前年度比の増加でも、倉吉市や湯梨浜、三朝両町が上位だった。県中部で移住者が増えている理由を取材した。
「拡充・強化した支援策やＰＲの効果ではないか」と推察するのは、倉吉市しごと定住促進課の藤井一彦課長補佐。同市は本年度から補助金などの支援策を大幅拡充したほか、上限なしの奨学金返済支援制度など既存施策のＰＲも強化しており、上半期の移住者数、前年度比の増加がともに県内自治体で２番目に高かった。
