日本海新聞の「社会人のための新聞講座」が11月27日、米子市東町の米子税務署で開かれた。若手職員14人が、新聞の読み方や活用方法について学んだ。
新日本海新聞社読者センターの高塚直人記者が講師を務め、新聞とインターネットの違いを説明。「ネットは誤った情報も多い。情報活用能力を高め、情報の真偽を見極める力をつけてほしい」と呼びかけた。新聞の読み方について「忙しい時は見出しを読み、興味のある記事は最初の一段落目を読むだけでも概要が分かる。日頃の生活に役立ててほしい」と提案した。
ワークショップでは各自が関心をもった本紙記事を選び意見を述べる「1分間プレゼンテーション」を行った。参加した同税務署の福本理乃事務官(24)は「新聞をしっかり読む機会ができ、社会全体への関心を持つきっかけになった」と話した。