駅伝フェスタ2024(鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)が1日、鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場特設コースで開かれた。晴天の下、計64チーム、約250人が紅葉色づくコースを懸命に走りたすきをつないだ。
1チーム4人で編成。小学生から社会人まで幅広い年齢層の選手が5部門に分かれ、それぞれ設定されたコースの4区間でたすきをつないだ。選手はたすきを後続に手渡すと笑顔を浮かべて周囲の選手と健闘をたたえ合ったり、仲間に声援を送ったりして会場は熱気に包まれた。
八頭町下門尾の会社員、三浦誠さん(52)は「今シーズン最後の大会なので悔いのないように全力で走った。天気もいいし応援もあって普段以上の力が出せた」と達成感に満ちた表情で話した。
中学生以上を対象とした一般の部(11・2キロ)では、チーム「さえファンクラブ」が35分53秒の記録で1位に輝いた。同協会の新田明彦専務理事は「健常者も障害がある人も、誰もが参加しやすくて楽しめる大会として今後発展させていきたい」と力を込めた。