留学生、災害備え学習 防災かるたで分かりやすく

 被災経験の少ない外国人に向けた防災勉強会が、県西部総合事務所であった。米子市明治町の米子国際ビジネスカレッジに通う留学生約100人が参加。簡単な日本語とイラストで災害時に必要な行動を学べる「防災かるた」などを使い、楽しみながら防災意識を高めた。

 自然災害が頻発していることを受け、不安解消を目的に県国際交流財団などが開いた。同財団考案のかるたを使ったゲームでは「迷惑ではありません。いつ逃げればよいか分からないとき、日本人に聞いてください」などの読み札を聞いて、津波や地震、水害への備えを身に付けた。

 ハザードマップを使った講座もあり、市内の災害リスクを確認。普段から地域の人と関わりを持つことや、避難訓練に参加しておくことの大切さも学んだ。

 ミャンマー出身のピエソゥリンさん(21)は「初めての経験だったが、詳しく説明してもらい、いろんなことを学べた」と防災に理解を深めていた。

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