飛行機と空にフォーカス 米子鬼太郎空港 琴浦の宮川さん個展

 「飛行機と空」をテーマとする写真家、宮川大志さん(37)=琴浦町=の個展「飛べ」が、境港市の米子鬼太郎空港で開かれている。国際フォトコンテストで入賞した作品などが並び、空港利用者が見入っている。来年1月5日まで。

 宮川さんは高校時代に新聞部に所属し、駅伝や野球などを撮影した時の楽しさをきっかけに写真を始めた。2022年から国際フォトコンテストに出品し、12の賞を獲得している。

 今展は米子空港ビルから声がかかり、主に同空港や鳥取砂丘コナン空港(鳥取市)で撮影した46点を展示。昨年のパリ国際写真賞で入賞し、鳥取県広報紙「とっとり県政だより」10月号の表紙に採用された「Blue Wings」は、冠雪の大山と快晴の青空を背景に飛ぶ飛行機を捉えている。

 夕日を浴びながら駐機する飛行機や、特別塗装した大型機などを撮影した作品も展示。「#イマソラ」は空だけをスマートフォンで写した作品群で、ハートやアヒルの形をした雲などが入った写真をランダムに飾っている。

 宮川さんは「飛行機や空を見上げると前向きになれる。作品を見た人が上を向くきっかけになればありがたい」と話した。

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