鳥取市美萩野3丁目のあじさい公園で16日、住民手作りのイルミネーションの点灯が始まった。カラフルな明かりが園内を彩り、訪れた人を楽しませている。点灯は25日までの午後6時~同8時。
地域の子どもたちに楽しんでもらおうと、公園を管理する、あじさい公園を守る会(中原司朗代表)が2019年から実施している。クリスマスシーズンの恒例として定着し、心待ちにする地域住民も多い。
今年は住民らから寄贈された約4千個の発光ダイオード(LED)電球を使って、公園内の花壇を中心に色鮮やかに演出。クリスマスツリーや雪だるま、サンタクロースなどのかわいらしい飾りも見どころだ。
点灯初日は地元の末恒小の児童らも訪れ、写真撮影を楽しんでいた。中原代表(82)は「イルミネーションを眺めて、一人でも多く笑顔になってくれたらうれしい」と歓迎している。