最大9連休となる年末年始。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の流行が拡大する中、帰省や旅行など県内外で人の往来が活発になることが予想される。医療関係者らは円滑な受診と医療逼迫(ひっぱく)防止のため、適正受診と感染予防対策を呼びかける。
鳥取県内では10月下旬以降、インフルエンザの感染者数が増加の一途をたどっている。県内29カ所の定点医療機関から22日までの1週間に報告された患者の報告数は891人。1医療機関当たり30・72人で、全国平均の19・06人(15日現在)を上回る。新型コロナも全域で増加傾向にあり、年末年始は厳重な警戒が必要な状況となっている。