地域住民が自家用車を持ち込みドライバーとして運行する公共ライドシェア「のりりん」を導入した智頭町が、地域公共交通優良団体大臣表彰を受けた。県内では２例目。
交通事業者や行政、住民自治組織が連携体制を構築し、交通空白地や担い手不足を解消して利便性を向上させるなど、地域公共交通の確保、維持に積極的に取り組んだことが評価された。
本年度は６団体が受賞。国土交通省（東京都千代田区）で表彰式が行われ、古川康国土交通副大臣から金児英夫町長らに表彰状と記念品が手渡された。金児町長は「引き続き持続可能な交通手段として一人一人に寄り添いながら智頭町らしい交通を維持していきたい」と話した。
