大人と子ども真剣勝負 「囲碁の日」 米子で新春初打ち

 語呂合わせで「囲碁の日」の5日、米子市角盤町2丁目の米子囲碁会館で新春初打ちが行われた。囲碁教室に通う子どもたちが大人と対戦し、世代を超えて白熱した対局を繰り広げた。

 米子囲碁未来教室が約20年前から開いている恒例行事。鳥取、島根両県の小中学生をはじめ、教室を卒業した高校生や同会館の会員ら約30人が参加した。

 参加者は真剣な表情で盤に向かい、手加減なしの真剣勝負を展開。高校生と小学生の対局では、決着がつくまでに1時間以上を要する接戦もあった。対戦後には、年長者から若手棋士へアドバイスが送られ、子どもたちは熱心に耳を傾けていた。

 島根県雲南市立大東小6年の和多田光流さん(12)は「一手一手を早く打ち過ぎて1勝2敗だった。反省を生かして今年は6段になることを目指したい」と抱負を語った。

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