一斉放水や「はしご登り」披露 鳥取市消防出初め式

 鳥取市消防出初め式が12日、同市東町2丁目の擬宝珠(ぎぼし)橋周辺であった。東部消防局の署員や市内各消防団員など約740人が参加した。はしご車やポンプ車計32台による一斉放水のほか、手押しの古式ポンプ操法や消防団員による「はしご登り」が披露された。

 はしご登りでは、擬宝珠橋に設置した高さ約6メートルのはしごの上で、末恒分団の山口一生さんや千代水分団の青木俊憲さんらが、「肝返り」や「火の見」などの技を華麗に披露。演技が決まるたびに、集まった観衆からは拍手が送られた。

 一斉放水では、各車両が鳥取城跡の石垣に向けて水のアーチを描き、消防関係者の士気を高めた。

 同市消防団の相良正人団長は「市民の生命財産を守るため、団員としての自信と誇りを持って活動にまい進してほしい」と団員を鼓舞した。

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