鳥取県内全域に交通死亡事故多発警報(6~15日)が発令されたことを受け、鳥取署は9日、鳥取市円通寺の国道53号で広報検問を行い、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
同署員や県交通安全協会の関係者ら約20人が参加。雪が降る中、市街地中心部に向かう車両をパーキングに誘導し、ドライバーに「交通事故が多発しています。安全運転をお願いします」と声をかけ、反射材などの啓発グッズやチラシを手渡した。
同署の竹矢秀雄交通第一課長は「夜間の車の運転時はハイビームを有効に活用するほか、歩行者は反射材を携行してほしい。ゆとりを持った安全運転を心がけてもらえれば」と話した。
県内では、昨年12月30日から今年1月5日にかけて3件の死亡事故が発生した。